健康のためには食べ物が大切、と言われます。確かに、私たちの体は私たちが食べたもので作られますので、その通りだと思います。時々患者さんにも「どんなものを食べれば、健康になれるでしょうか」と聞かれます。
そのように聞かれた時、私は「新鮮なもの」と答えています。
今回は、何故新鮮なものが良いのか、私がそう思う理由について、書いてみたいと思います。
栄養素が多い
新鮮なものが体に良い理由として、まず、栄養素が多いことが挙げられます。
野菜や果物は、収穫後も呼吸をしています。その際に、細胞に蓄えられた糖分やミネラルを消費します。つまり収穫後、時間が経つほど、栄養素は少なくなってしまうのです。
魚も新鮮な方が、ビタミンや脂質などが多く、タンパク質の状態も良いと言われています。
美味しい
また、新鮮なものはとても美味しいです。
うちは少しですが、庭で野菜を育てています。そして、朝採りの野菜をすぐに調理して食べると、他では味わえないような美味しさがあります。
栄養素だけでなく、食事の楽しさを満喫するためにも、新鮮なものはお勧めです。
また、美味しいものを食べると、唾液や胃酸など消化液の分泌が促進されることがわかっています。つまり、美味しいものほど消化しやすく、体のためにも良いのです。
さらに、美味しいものを食べると、脳でドーパミン、セロトニンなどの「幸せホルモン」が分泌されます。それによって心が落ち着き、日頃のストレスの解消にもつながります。
このように美味しいものを食べると、体にとって良い効果が色々とあります。
活力に溢れている
もう一つ、新鮮なものをお勧めする理由があります。これについては、はっきりした根拠がなく、感覚的な話となっていしまいますが、私が感じている通りに紹介しておきたいと思います。
それは、新鮮なものが持つ活力です。
先ほどの採れたての野菜には、うまく説明できませんが、なにか活力のようなものを感じます。手にした瞬間に、口に入れた瞬間に、生き生きした、キラキラしたものが溢れているように感じるのです。
皆さんも、同じような感覚を持たれたことがあるのではないでしょうか。
例えば、田舎の親戚から送られてきた採れたての野菜、道の駅で買った朝採りの野菜、漁港近くの飲食店で食べた魚など、ただ美味しいだけでなく、エネルギッシュな生命力のようなものが、感じられると思います。
こういった活力のようなものは、新鮮なものにしかなく、収穫後に時間が経ったものや、加工された食品では少しずつ失われていくように思います。
そして、新鮮なものが待つ活力は、私たち自身の生き生きとした活力を、育んでくれているように感じるのです。
私たちの体を維持する栄養素だけでなく、私たちが生き生きと活動するための活力が、新鮮なものには含まれているように思います。
まとめ
新鮮なものが健康に良い理由について、いくつか挙げてみました。
- 栄養素が多い
- 美味しい
- 活力に溢れている
少し感覚的な話になりましたが、私自身はこのように思っています。
ライフスタイルの変化で、加工食品に頼ることも多くなりました。ですが、できる限り新鮮なものを摂るようにして、健康な体を目指していきましょう。