時々患者さんに、「健康になるにはどうすればいいですか」と聞かれることがあります。どうすればいいか、改めて考えると、実はすごく単純なことだと思います。
それは、「体を大切にする」ことです。
私たちは日々の生活で、体に様々な負担をかけてしまいます。思いつくままに挙げてみると、
- 夜更かし
- 食べ過ぎ、飲み過ぎ
- 過労
- 嗜好品(アルコール、コーヒー、タバコなど)
- 過剰な化学物質(食品添加物、残留農薬、必要のない薬など)
- 過度の感情(怒り、悲しみ、不安、焦り、恐れ、妬み….)
などです。
私たちの体は、もともと自然の営みに沿って動いています。ですので日が沈めば眠り、日が登れば活動を始めるというのが、体にとって無理のない生活リズムです。まずは、このリズムを守ることが体にとっては大切です。
食事についても、自然から大きく離れたものは控えるべきです。過度に人の手が入った加工食品は避け、農薬を使用した農産物にも注意しましょう。加えて、必要以上の飲食も控えましょう。
活動しすぎも体に負担をかけます。仕事や遊びも、ほどほどにするのが望ましいです。
また、激しい感情は体を傷つけます。怒り、悲しみ….のように心を大きく動かす感情を持たず、心をいつも平穏に保っておくことも重要です。
結局のところ、体に負担をかけないように意識することがポイントです。
「体を大切にする」という気持ちで日々の生活を過ごしていけば、体は自然と健康になっていくはずです。