寒い日が続きます。今回は健康とは関係のない話になりますが、最近ちょっと思ったことを書きたいと思います。
今、農薬と食品添加物についての資料をまとめています。以前に、農薬と食品添加物の問題点について記事(農薬と食品添加物は本当に安全なのか)を書いたことがあるのですが、その内容で足りない部分を付け足して、まとめておこうと思っています。
私は農薬と食品添加物は、長期的に見ると健康に影響を与える可能性があると思っています。その理由は、私たちの体への影響を、十分に調べているとは思えないからです。
では、実際にどのような試験が行われているのでしょうか。試験に関するガイドラインを見ると、これが結構きちんしているのです。試験の項目にもよりますが、期間が長いものでは、対象とする物質を24ヶ月間投与して、その後の容姿、体重、動作の変化、血液検査や、臓器を解剖して異常がないかなど、しっかり調べるように指示されています。
ですが、私が問題を感じている点は、これらが動物実験であり、私たち人間の体での試験ではないことです。
「私たちの体への影響を調べるのに、どうして動物実験しかしていないの…」を思われたかもしれません。確かに、本来であれば、私たちの体で試験を行うべきです。
ただ、実際にはそれも仕方がないとも思います。そもそも私たちの体で試験を行うのはリスクが大きいですし、それよりも、食べ物に少ししか含まれていない物質の、体への影響を確認するのは、とても難しいことだと思われるからです。
私たちの体に影響を与えるものは、ざっくりと、私たちを取り巻く環境全てになると、私は思っています。
生活習慣、仕事の負荷、人間関係、ものの考え方、生まれつきの体の傾向など、健康に関わる要素は本当に沢山あります。その中で、食べ物に含まれる、僅かな農薬や食品添加物の影響を調べるのは、とても難しいことになります。
医薬品などでは、私たちの体で慎重に臨床試験が進められますが、これは農薬や食品添加物よりは、やりやすいのではないかと思います。なぜなら、医薬品は有効成分の純度が高く、体に与える影響が大きいからです。つまり、体に生じる変化を捉えやすいのです。
農薬や食品添加物のように体に与える影響が小さいと、それによる変化を調べるためには、生活環境や行動パターンなどを制御することが求められます。そうすると、マウスやラットなどの実験動物で確認するのが妥当ということになるのかもしれません。
おそらく仕方がないのでしょうね。
ただ、現状そのようであっても、農薬や食品添加物への懸念がなくなるわけではありません。一体どうすればいいのでしょうか。
それは、情報を集めて、考えることだと思います。
全ての情報を集めることはできませんし、私たちの思考力や判断力も正しいとは言えません。できることは限られ、その精度にも限界があります。
ですが、その辺りが適切な行動だと思っています。
農薬や食品添加物に限らず、私たちが行動を決めなければいけないことは沢山あります。その度に情報を集めて・考えるのは大変ですが、適切に生きていくために、そのようにすることは大切だと思っています。
