腰

腰の骨と内臓の関係について


腰の骨にかかわる病気には、例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(腰の骨の変形による様々な症状)、またこれらによる坐骨神経痛などがあります。

これらは腰の骨や、そのまわりの靭帯や椎間板などが変形し、腰から足に行く神経に影響して起こると考えられています。

確かにその通りなのですが、ではどうして骨や靭帯が変形するのでしょうか。私はどうもいくつかの内臓が関係しているように感じています。

 

腰の骨と内臓の関係

体の気の状態を見ていくと、腰の骨はそのまわりの内臓と関係があるようです。とくに膵臓、大腸、腎臓と関係が深いようです。

これらの臓器がきちんと動いているときは、腰の骨に正気(せいき)がきちんと巡りますが、動きが悪くなると正気の巡りが悪くなるように感じます。

正気は東洋医学で伝えられる「気」のひとつで、私たちの体を動かすエネルギーです。正気がきちんと巡っているところは、体の働きが正しくなります。

例えば、腰の骨に正気がきちんと巡っていると、骨の作り替えや、靭帯や椎間板などの修復が正しく行われます。

でも正気の巡りが悪くなるとこういったメンテナンスがうまくいかなくなり、骨や靭帯が変形したり、傷ついた椎間板の修復ができなかったり、という問題が起こることが考えられます。

つまりこれらの臓器にいつも負担をかけていると、腰の状態は少しずつ悪くなり、初めに挙げたような病気につながりやすくなるように思うのです。

 

「もともとの原因」に注目して

椎間板ヘルニアなどは、普通は「重いものを持った」「高いところから飛び降りた」など腰に衝撃がかかったために起こるといわれています。

でもよく考えると、よっぽど大きな衝撃を除いて、これらは原因というよりも「きっかけ」といった方がいいように思います。

もともとの原因は、「腰の状態が良くなく、椎間板が壊れやすくなっていた」ということだと思います。

膵臓、腎臓、大腸など、まわりの臓器に長い間負担をかけたことで、腰の状態が悪くなっていったことが問題なのです。

 

椎間板ヘルニアに限らず、腰の骨の変形や脊柱管狭窄症、また原因のはっきりしない坐骨神経痛も、これらの臓器と関係があるように感じています。

日々の生活を整えて体をいたわることや、定期的に東洋医学の治療をうけて、内臓の働きを正しくしておくことが大切なのだと思います。

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