イライラ

イライラを抑えるツボ


心と体の関係については、西洋医学よりも東洋医学の方が古くから注目しているのかもしれません。

東洋医学の基本的な考え方のなかには、気持ちがのびやかでないと体に影響が出ることが、いくつものパターンとして示されています。

とくに日々私たちを悩ませる「イライラ」は、体への影響が大きいものです。このイライラをうまく抑えることはできないでしょうか。

 

イライラを抑える方法は

日常生活でついイライラしてしまうことはよくあります。でもイライラを抑える方法は、東洋医学にも西洋医学にもきちんとは示されていないように思います。

まったくないわけではありませんが、東洋医学は曖昧だったり、諸説あったりしてはっきりしませんし、西洋医学には薬という手段しかなかったりします。

体への負担を考えるとイライラするたびに薬を飲むわけにもいきません。

またカウンセリングという方法もあるようですが、まだやり方や考え方も統一されていないようですし、治療法としては発展段階なように感じられます。

 

西洋医学では日々いろいろなことが明らかにされていますが、イライラという感情については、脳の中の扁桃体という部分と関係していることがはっきりしています。

イライラや不安は扁桃体の活動によって沸き起こると考えられています。

では扁桃体にアプローチして、その働きを正しくできれば、イライラを抑えられるのではないでしょうか。

 

イライラを抑えるツボ

以前に記憶力に関して、海馬に関係するツボについて書きましたが(鍼灸で記憶力を上げることができるでしょうか)、扁桃体にも同じようなツボがあるように思っています。今少しずつ探っています。

本当に扁桃体につながっているとは言い切れないのですが、あるツボを押さえると頭がスッとして、イライラした感情が薄くなっていきます。自分の体や家族で試したところでは効果があるように思います。

不安感や焦りの気持ちも和らぎ、頭の中の雲が晴れるような感じで、うまく使うことでネガティブな感情をコントロールできるように思います。

ちなみにこのツボは、右足の甲で、親指と人差し指の間、指の付け根あたりにあります。

 

そもそもイライラしないためには

一方、イライラした感情を根本的に取り除くことはできるでしょうか。はじめからイライラしないのが一番いいわけですから。

そういったことは「生き方」にも関わってきますので、宗教とも関係してくるようです。仏教などには古くから伝えられています。

そもそもイライラはどこから生まれるかというと、それは私たち自身の価値観です。私たちは、自分の価値観と現実とのギャップからイライラを感じるわけです。

とくに価値観がはっきりしすぎていて、許容できる範囲が小さくなるほど、いろいろなことにイライラしなくてはならなくなります。

仏教ではこういった価値観を希薄にして、自分を外から眺める方法がいくつか紹介されています。

これらの方法は簡単ではないですし、日々鍛錬していく必要がありますが、確かに効果があるように思います。

 

ツボもうまく使って

ただこういった方法はうまくできる人と、そうでない人があります。また、生活リズムによっては毎日続けるのが難しかったりもします。

そういったときに、イライラを抑えるツボをうまく使うことはできるように思います。

カリカリして冷静さを失ったときなどに、ツボを押さえることで落ち着きを取り戻して、自分を見つめなおすきっかけとすることができるのです。

多くの場合イライラはよくない想像を引き起こして、雪だるま式に大きくなっていきます。この負のループを断ち切って、感情をリセットすることができるのです。

そう考えるとイライラのツボはなかなかに役に立ちそうな気がしてきます。

 

体質も整えましょう

そしてツボでイライラをコントロールしながらも、もうひとつ大切なことがあるように思います。

それは、イライラしてしまいがちな体質を変えていくことです。

実は「イライラしやすい」という状態は、ある程度体質とも関係があるのです。

内臓がバランス良く本来の働きをしていて、自律神経も整っていれば、必要以上にイライラすることはなくなっていきます。

 

イライラの根本的な解決は、やはり仏教などに任せることになりますが、鍼治療などで体質を整えるだけでも、日々穏やかに過ごしていくことはできると思います。

イライラしがちで気にされている方は、一度ご相談ください。

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