症例

首、肩の痛み(50代男性)


症状

慢性的な肩こりが一週間ほど前からひどくなり、昨日から首、肩、腕にかけて痛みが出はじめたとのことでした。痛みのため上を向けなくなり、上腕はうずきが続いている状態です。仕事のストレスが多く、夜の作業のため睡眠不足も続いているとのことでした。

 

診察と処置

首の右側から右肩、右腕にかけて痛みがある状態でした。患部を触れると冷えが目立ち、経絡の通りが悪くなっているようでした。

右の肩甲骨まわりの筋肉も硬くなっており、首につながる筋肉が緊張して、首の動きが悪くなっているようです。来院時はほとんど上を向けないような状態でした。

上腕には、心臓の経絡に沿ってビリビリした感覚があり、この経絡の問題が大きいようです。ストレスや睡眠不足などで心臓に負担がかかり、経絡の通りが悪くなって痛みを引き起こしたようです。脈を見ても心臓への負担と、全身疲労の状態が目立っていました。

処置としては、首、肩、背中から上腕にかけて、筋肉の緊張を整えることと、刺さない鍼で心臓を中心に内臓の働きを活性化して、経絡の通りを改善していくこと中心に行っていきました。

 

経過

治療後には上腕のうずきはなくなったとのことでした。肩まわりの緊張も軽減し、首も上を向くことができるようになっていました。曲げる方向によってはまだ痛みは出てくるとのことでしたが、来院時に比べるとかなり楽になったとのことでした。

完全に痛みを取りきることはできませんでしたが、1度の治療にしてはまずまずの効果ではないかと思いました。夜に集中して仕事されるとのことなので、どうしても疲労やストレスがたまりやすいようです。やはり生活習慣や仕事の影響は大きいと感じました。

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